
ドローンを飛ばしていて特にうれしく感じるのは、撮った映像を多くの方々に見ていただき、その場の雰囲気を分かち合える瞬間こそ、ドローンの魅力を強く感じます。
先日、名寄高校の行燈行進を上空から撮影させてもらったときもそうでした。集合した生徒たちの表情や列の流れを上から映すと、普段は見られない全体の様子がよくわかり、出発を待つ表情や仲間と談笑している様子もはっきりと映っており、その瞬間の空気感まで伝わってくるようでした。
その雰囲気の中で、準備の合間に友達同士で笑い合ったり、手を振ってくれたり、時にはこちらに気づいて少し照れた笑顔を見せてくれる生徒も多く、行燈の完成度の高さや、列がまとまって進む様子も上から見ると新鮮で、見ているだけで印象深い光景でした。撮影した映像も生徒にも観ていただきましたが、熱心に画面を見つめる姿や、「あっ!自分だ!」「こっち向いてる!」といったにぎやかな声が上がると、私も心が和みました。
また多くの方にも映像を見ていただきましたが「こんな角度からは見たことがないね」と言っていただけるのは、とてもありがたく感じております。実際の撮影では高度や構図、風の強さに気を配っていて余裕がなくても、こういう時間があるからこそ「また来年も撮らせてもらえたらうれしいな」と思えました。
地上からだと列の一部しか見えませんが、上空からだと集合の流れや全員の位置関係まで一度に見られ、「なるほど、こうやって整っていくんだ」と新しい発見もあります。
映像を見返すと、その場の空気や音、にぎわいまで思い出すことができ、ドローンは景色にとどまらず、人々の様子まで鮮やかに残してくれるのだと実感します。次回は、こうして撮った映像をさらに魅力的に見せるための、ちょっとした編集の工夫についてお話しします。

