
幕張メッセ(千葉県)で開かれたJapan Drone 2026へ行ってきました。国内最大規模のドローン展示会で、6月3日から5日までの3日間にわたり開催され、今回は300社を超える企業、団体が出展し、テーマは「ドローンによるインフラ革命 ~地域創生と街づくり~」でした。
関係者や有識者の話を聞く中で強く感じたのは、いまのドローンが新しい技術として注目されるだけではなく、地域でどう生かすか、人手不足や省力化にどうつなげるかまで、かなり具体的に問われる時代になってきたということです。
今回の展示で印象に残ったのは、使い道がかなり現実的になっていたことで、人が入りにくい配管トンネルを自律飛行する点検用ドローン、屋外デモで披露された消火放水ドローン、長距離、長時間飛行が可能な固定翼機、さらに山間部や離島への重量物輸送を見すえた大型ドローン向けの電源システムまで並び、点検、防災、物流といった分野で、現場の負担を減らす方向へ確かに進んでいることが伝わってきました。
その中で、名寄にとって特に関わりが深いと感じたのがクマ対策です。
今回強く印象に残ったのは、AI機能を活用してクマを検知できることです。ただ見つけるだけではなく、映像の中から対象を素早く見分け、次の対応につなげやすくなってきた点に大きな進化を感じました。クマなのか、人なのか、車なのかを早く判断できれば、現場の初動は大きく変わりますし、必要な人にすぐ情報を返せるようになれば、これまで人が危険を抱えながら確かめていた場面も減らしていけるはずです。
林業、農業、企業の現場、防災、物流、そしてクマ対策まで見渡してみると、ドローンは地域の仕事や暮らしを支える現実的な力になり始めていると改めて感じました。
Japan Drone 2026で見えたのは、都会だけの話ではなく、名寄の暮らしや仕事にもつながる技術が少しずつ現実のものになってきています。


