最近、私がとくに面白いと感じているのが、FPVという飛ばし方です。

ゴーグルをつけて機体の映像を見ながら操縦するのですが、初めて体験したときは、これまで知っていたドローンとはまるで別の世界に入ったような驚きがありました。

ただ画面を見るというより、自分自身がその景色の中へ入り込み、そのまま前へ進んでいくような感覚で、気づけばすっかり引き込まれていたのを覚えています。

普段の操縦では、機体を目で追いながら送信機の画面も確認して飛ばすのが一般的ですが、FPVではゴーグル越しの映像で操縦するため、同じ場所でも見え方が大きく変わります。

普段の操縦では、機体を目で追いながら送信機の画面も確認して飛ばすのが一般的ですが、FPVになると同じ場所でも見え方が大きく変わり、少し低く飛ぶだけで地面が思った以上に近く感じられ、曲がるだけでも景色の印象が大きく変わるので、見慣れた場所でも初めて飛んでいるような新鮮さがあり、速度の感じ方も普段とは違うぶん、最初は戸惑いながらも少しずつ感覚が合ってくるところに面白さがあります。

またミラノ・コルティナオリンピックでも、スピード感や迫力のあるドローン映像が多く使われていましたが、そうした印象的な映像にはFPVならではの撮り方が生かされており、知らずに見ていても思わず引き込まれる力があります。

もちろん、面白いだけではなく、思った通りに飛ばすには練習が必要ですし、距離感やラインの取り方に苦労する場面もありますが、それでも、うまく飛ばせた瞬間の気持ちよさは格別で、もう一度飛ばしたくなるのが、FPVならではの楽しさだと思います。