
先日、名寄で「第74回なよろ雪質日本一フェスティバル」が開催され、会場は終始にぎやかで、冬の名寄らしい雰囲気に包まれていました。
夜には、夜空を舞台にしたドローンショーも行われ「26機」の光が一斉に動いて形をつくり、ほどけていく様子は、写真や動画で見るのとは、やはり感じ方が違いました。
26機と聞くと、もっと大規模なショーを想像する方は少ないのでは、と思うかもしれません。ところが実際は、数が限られるぶん動きが追いやすく、光の動きもはっきり見えるので形の変化が分かりやすい。ひとつひとつの動きが追えるので、「今どう動いているか」が分かるのも良かった点でした。
テンポよく切り替わっていくので、つい見入ってしまいました。会場ではキッチンカーやイルミネーションなど楽しみがたくさんありましたが、ドローンショーが始まると、自然と会場の空気が「空を見る」ほうに切り替わりました。
光が動くたびに小さな声が漏れ、数分間だけ会場が静かにまとまる感じがあって、にぎやかさの中にふっと落ち着く時間が生まれたのも印象的でした。
雪や寒さは大変な面もありますが、こうして同じ空を見上げる時間があると、冬の行事はやっぱり特別だなと思いました。私も準備の一部をお手伝いしましたが、動きや見え方をそろえるには、事前の確認や段取りが欠かせないと改めて感じ、安全面の確認はもちろん、会場の導線や周りの明かり、見え方のバランスなど、思っていた以上に細かいところまで気を配っていました。
当日だけでなく事前に確認を重ねて段取りを整えていく大切さも、よく分かりました。多くの方のご協力があってドローンショーが形になり、ドローンが身近になった今は、こうしたドローンショーのように「見て楽しい」楽しみ方も少しずつ広がってきたと感じます。イベントの楽しみがひとつ増えるのは、素直にうれしく、名寄の冬に、もう一つ楽しみ方が加わった、そんなふうに感じた雪まつりでした。


